騎士団長代理
エピローグその4
・エピローグその4
アレックスシャドーは力の限り走った。
すると目の前に赤いマントをひるがえす男がいた。
『戯言はやめろ、
騎士アレックスが死んだ、だと…
それじゃあ…、君は誰なんだ?』
アレックスシャドー
「私は騎士アレックスを殺すためだけの存在…。
自分が本当は誰だかなんてわからない」
『…君によく似た男を知っている。
その男は記憶を失い、自分の名前さえも忘れていた』
アレックスシャドー
「その男は、
今どうしているのですか!」
『世界を救うため、
戦い続けている』