エピローグその3
・エピローグその3
剣士ゼータ
「騎士アレックス殿、
あまり先をお進みなさるな」
法術士ニュー
「我々が来たからにはもう安心」
闘士ZZ
「まずはこいつらからぶっ飛ばしてやる」
アレックスシャドー
「しかし、私は……」
呪術士ビグザム
「そいつはシャドー、影だ。
本物はもう生きてはいまい」
剣士ゼータ
「…、あまりにも団長に似てる。ほうってはおけん」
法術士ニュー
「貴様らは彼を手にかけようとした」
闘士ZZ
「敵の敵は味方、って言うしなぁ!」
アレックスシャドー
「…すまない、私は魔道士に対しては無力なのだ。
足を引っ張って迷惑は掛けたくない。
先に行って…みなを待っている!」
アレックスシャドーは廊下をひた走った。
法術士ニュー
「お前たち、“龍の盾”のうしろで身を守っていろ。
父上…、会わす顔がない、もう帰れそうにはありませぬ。
魔物共め、光の中に消えよっ…、
ギガソーラ!!」