騎士団長代理

　　エピローグその５　　

・エピローグその５



『スタートが０なのはみんな同じなんだ。
　人生はこれからやる事で決まる。
　彼はそうやって生きてきた』

アレックスシャドー
「あなたは…」

『彼は…どんな事があっても
　立ち止まりはしなかった』


彼は、らせん階段を軽やかに駆け上がり、
やがて、アレックスシャドーもそれを追った。

しかし二人の行く手をさえぎる刺客が現れる。


騎士ゼノマンサ
「ここから先へは、
　一歩たりとも通さぬ！

アレックスシャドー
「邪魔はさせぬ！
　さ、早く！」



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜完＞