騎士団長代理

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  その62  

・62



リ・ガズィシャドー
「誤算!まさか貴様が夢の中に現れるとは、
 剣士リ・ガズィよ、
 俺は貴様
 貴様は俺、
 いつでも命を狙えるということを忘れるな!」

騎士アレックス
「捨て台詞を!半端者めが」



港町の朝は肌寒い。
剣士リ・ガズィは起き上がる、
「…という夢を見たんだ」

扉にもたれるように騎士アレックスが仮眠をとっている。

剣士リ・ガズィ
「騎士アレックス殿、
 私を助けてくれたのでしょうか?」


騎士アレックスは目を開けた。
「さぁな、夢でも見たんじゃないか…」
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