その60
・60
リ・ガズィシャドー
「今のお前を殺すには剣や槍はいらんかもなぁ…、
ほら?顔に書いてあるぜ【存在価値ゼロ】ってな」
剣士リ・ガズィ
「………」
騎士アレックス
「話を少し戻す、
かまわないか?」
リ・ガズィシャドー
「な、なんだと!?」
剣士リ・ガズィ
「……なぜ、あなたが!」
騎士アレックス
「これは君の夢だろ、
何が起きても不思議じゃないさ」
騎士アレックス
「君は私が守ると言っただろう。安心して。
シャドー、剣士リ・ガズィを殺すための存在と言ったな?」
リ・ガズィシャドー
「言った、が」
騎士アレックス
「じゃあ、
殺した後はお前はどうする?」