その48
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出遭いは突然舞い込む。
その日の夕方、闘士ケンプファー一行は、
ガンダム族の泊まる宿屋へ同時チェックインを果たすのであった。
戦士ガブスレイ
「ついに…」
闘士ケンプファー
「奴は2階の奥の部屋、
まだ、こちらには気づいていないだろう」
闘士ドーベンウルフ
「シーッ!…足音が、
あの部屋から出てくるだす」
カツカツカツ…
足音は宿屋の外へと消え、
3人は部屋内で聞き耳を立て終えた。
闘士ケンプファー
「こういう時、
やるこたぁ決まってる」
闘士ドーベンウルフ
「うす、やることはただ一つ」
戦士ガブスレイ
「やれやれ…
えぇ、お供しますよ。
いつでも、どこまでも」